星野源さんが好きです。

14時46分黙祷できました、
サトゴロウ(私)です。

8年前のあの日、
皆さんは何をしていらっしゃいましたか?。私は医療センター脇のT字路で一時停止をしながら、お客様と一緒に大きな揺れを感じていました。曇り空だったけど、今日みたいに風の強い日でした。

大きな揺れを知らせる会社からの無線を聞きながら、頭の中ではとてつもない流れの中で、家や人が壊れていく映像や感覚がありました。
流される間に手や足が傷ついたりなくなったり、体がちぎれてもぎ取られていく痛みもありました。これから何かとてつもないことが起こるのかも知れないなぁと思ったのを覚えています。

会社に戻ると、食堂のテレビでは津波の映像が流れていて。自分の感じていたものがすとんと腑に落ちた記憶があります。
なくなられた方、まだお家に帰れない方のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、いまだ不自由な暮らしを余儀なくされている皆さんが、1日でも早く笑顔の多い生活に進めるよう願っています。

1日1日をけして無駄にしてはいけないと学んだ私なのですが、そんな生き方を実践されている、とても尊敬するアーティストさんがいます。
今年4年連続で「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019」最優秀アーティストに選ばれ、しかも4冠を獲得された星野源さん。

文筆家で俳優で音楽家でもある源さんは、2012年12月にくも膜下出血で倒れてから2014年2月に復帰するまでの間、二回の手術を受け、まさに生死の間をさ迷いました。
壮絶な闘病の様子は、
蘇える変態
という著書に詳しく書いてありますので、できればこちらも駅前で布教したい勢いです。

「どれかひとつに絞りなよ」
たくさんのひとがそうアドバイスをしてくれたそうです。
でも、源さんはそこだけは譲れなかったとか。

『20代後半から、どこかに属するというよりも、とにかく好きなことをやろう、自分のやりたい、一人前になりたい、そういう気持ちでどの仕事もやっていたら、こんなに素晴らしい賞をいただくことができました。』

星野源38歳に。細野晴臣ら各界のレジェンドからこれほど愛される理由

私がいま、
やりたいことに色々首を突っ込んでわたわたしているのは、
ギリギリまで人生を前向きに過ごした母や、蘇ってきた源さんを知っているからかもしれません。

人生は短い、いつどうなるかは誰にもわからないんだと。
有限の時間をどう使って人生をフルに輝かせるのか、自分をどうやって社会に生かしていくのか、好きなものを好きと言えることの力を、源さんが自分の生き方を通して教えてくれているような気がしてなりません。

伊丹十三賞を受賞したときのスピーチも最高なので、ぜひ読んで頂けたらと思うのです

星野源さん 伊丹十三賞受賞スピーチで「さみしい思いしていた」こと明かす 

そんな経験から生まれる詞がね、
ほんといいんですよ。
そこ語りはじめると止まらないんで先に進みます。

今回は五大ドームツアーということで、チケットも即日完売。
そんな激戦を勝ち抜いての名古屋は2日目の前から10列目、東京は1日目の三塁側という、チケットの神様ほんとにありがとお!という贅沢な二日間でした。

ちょうど昨日が福岡で千秋楽だったので、ネタバレしたってOKさ!
落ち着いて記事にする心の準備が出来てきたかも!ということで、当時の様子を反芻しながら、振り返ってみたいと思います。
ここから先は、ただのオタクのひとりごとさ。どうか暇なときに読み飛ばしてくだされい。

名古屋二日目は源さんがお腹を壊していました(笑)。

オープニングはね、いきなりセンターステージで弾き語りなんですよ。
「歌をうたうときは背筋をのばすのよ」から始まる『歌を歌うときは』。
まるで子守唄みたいに、一度聞いたら忘れられなくなるあの声で、とつとつと歌いはじめます。

真っ暗なドームに響く源さんの声と息づかい。まるで源さんのおうちにいるみたいな感覚になるんです。
遠くまで来て良かった、
私はいま源さんと同じ部屋にいるんだ、と観ているみんなが思ったんでないでしょうか。

そこからアルバムのタイトル曲『POP VIRUS』へと入っていくわけなんですが、私はとっくに感染しているので、むしろ汗の染み込んだ赤いパーカーになりたかったですよ。

源さんのライブの何が良いかというと、進行や出現場所(客席まで!)など、銀テ金テととにかくファンの近くに来よう、ステージから近いひとも遠いひとも、ファンの方すべてに喜んで貰おうとする気持ちが観ている側にもとても伝わること。

そんでもって、あとは好きに楽しんでというスタイルなんです。3万人、4万人がてんでバラバラに、それぞれ好き勝手に踊ります。

サポートメンバーへの愛やリスペクトも半端なく、ひとりでやられてる方で、音楽を一緒に作ってくれる彼らをこんなにたくさんスクリーンに映すライブってなかなかないんじゃないでしょうか?
もうね、おかげさまで皆さんのことが大好きになりました。

新しいアルバムの特典DVDに、娘の大好きな雅マモルとウソノ晴臣さんが出てましたけれども、

サポートメンバーのなかでも特に大好きになってしまったのがハマ・オカモトさん。
あのゆったりした話し方とか視点がたまりません、OKAMOTO’Sのライブにも参加してみたくなりました。

休憩の時に流れるビデオやアンコールの間のMCや転換中も、
仲良しのバナナマンはもちろん、著名な芸人さんや声優さん目白押しなんですよ。
ラジオのディレクターや仲間たちと、自分が面白い・楽しいと思うことを一緒に分かちあったり、観客である私たちに紹介してくれたり、「このひとたちの才能凄いでしょう?!」ってみせてくれる。

ダンサーのイレブンプレイやニセニセ明さん、振り付けのMIKIKOさんもさすがだなと。
人間の身体ってこんなにきれいにうごくんだとか、ダンスってこんなに表現できるものなんだとか、いちいち感動してしまうんです。

こんな風に自分が尊敬する一流の方達と楽しくひとつのものを作って、みんなに喜んでもらえるって最高の生き方だと思うし、
1ファンとして同じ空間で源さんが好きなもの、価値観を共有できるとか一緒に分かち合えるとかもう最高じゃないですか。

アレンジも照明もすごいですよ。
あるときはかっこよかったり、
あるときは大笑いしたり、
ホロリとさせられたり、かわいい笑顔にギリギリと歯を食い縛ってみたりと、気分はもうジェットコースター。
二時間半の間に源さんの色んな表情をながめながら、いろんな感情を体験させてもらえます。

再発してまた手術をしなければならなくなったとき。
源さんは笑福亭鶴瓶師匠にお医者さんを紹介してもらったんだとか。
「生きてると、楽しいこといっぱいあるぜ。」
電話口で鶴瓶師匠はそう言ってくれたそうです。

東京ドームの1日目の源さんは、
「鬼ほど緊張しましたけどね!」
とお話しながらも、めっちゃめちゃ楽しそうでした。

ドームのジェットコースター乗りたかったなぁ。。

「SUN」という楽曲のなかに、

祈り届くなら安らかな場所にいてよ
僕たちはいつか終わるから
踊る いま いま

という大好きな歌詞があって。

三塁側からの眺め、
上にもみっちりひとひとひと。

いつか必ず終わりが来てしまうこの自分という名の人間体験を、悔いなく生きていくために。
一体何をどこまでできるのか。

来年源さんにまた会えるときまでもっともっと時間と自分を大切にして、さらに自己流に踊れてる自分でいたいと思うのです。

星野源さんのライブ、
超おすすめです。

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